くろたまのBCG備忘録 時々攻略

私が参加したBCG(NFTゲーム)について書いていこうと思います https://twitter.com/3fGUnZrZzuePYkL

Quiz3最終回

長々と綴ってきたQuiz3についての記事もついに最終回


12月9日に何の責も無いプレイヤーを理不尽にアカウント停止した挙句、12月21日にはゲームの稼働も停止して完全にラグったQuiz3
スキャム(詐欺、BCG界隈でよく使われる単語)BCGと成り果てました

しかし、ここまで事実とは言えボロクソに書いてきたので少しだけ擁護すると、最初からスキャムBCGとして計画されていた訳ではないようです
NFT販売前まで運営はDiscordのコミュニティでプレイヤーが少ないながらもキャンペーンを行ったり、かなり精力的に他企業とコラボしたりと盛り上げようとはしていましたので
各種イベントで1位を取っていた私にコンタクトを取ってきた事もありました

そして何より最初からスキャムBCGとして計画されていたのであればNFT販売直後にラグらせれば良いわけですからね
短い期間とはいえNFT使用による報酬は支払われていました
今まで書いてきた欠陥のあるトークンシステムや見通しの甘さ等、運営があまりにも無能であったためプロジェクトは失敗、結果的にスキャムBCGとなってしまった、というのが正しいでしょう
ちょっと運営の収支について考えを巡らせてみると…


必要な経費
初期に複数のインフルエンサーに宣伝を依頼、Twitterのフォロワー購入、クソゲーとはいえ一応はゲームを作製、システムを構築し稼働させる、サーバ費用、アプリ開発とグーグルへの許可申請、サイトやホワイトペーパー(ゲームの取扱説明書及び事業計画書的な物)等を整える、3か月程度とはいえゲームやコミュニテイの運営(Discordで質問すると基本的には反応が早かったので専属のスタッフがいたと思われます)、上記の実行に必要な人件費等々
他にも私が思いつかない雑費があるでしょう

それに対しNFT等の売り上げ
運営のウォレットで確認するとおよそ18500ドル
このウォレットからトークン買い上げ用ウォレットに送金もしていたようなので売り上げというより粗利と言うべきでしょうか

しかし、トランザクションを辿っていくと6本の高価なクリスタルペンと6×5のペンケースセットは、一つのウォレットから複数のウォレットに分散して送金され購入されていますのでまず確実にこれは運営の自作自演
不完全ながら自作自演の購入も行っていたようですね
ですので本当に売れたNFTは150程度という事になります
くまなくチェックすれば他にも自作自演と思われる購入があるかもしれません


自作自演購入が499×6+345×6=5064ドル
よって粗利は多くてもおよそ13500ドル
他に考えられる収入源はコラボだけですが、コラボはこんな無名のBCGなのでむしろコラボして貰うために支払っていたかもしれませんし…

そこから上記の必要経費を引くと恐らくは赤字、スタッフの給料すら払えない、としか思えませんね
最初からスキャムBCGであったのならどうあっても赤字にはならない作りにするはずです

最初から悪意を持って開始されたBCGではなくとも、結果的にスキャムと変わらなくなってしまう事もあるので気をつけねばならない、という事でした


さてこれでQuiz3については終わりにしたいと思いますが次回は何をテーマにしたものか…
今回結果的にスキャムになってしまった、と書きましたので最初からスキャムであったBCGについてでも書きましょうか
あまり書く程の内容も無い、引っかかる方が悪い、という感じですが(^_^;)

次回 Poly Island